社名とロゴ
社名の由来
アナリティクスデザインラボ
ビジネスで価値あるデータ活用を実現するには、課題を明確にし、データ分析を通じてそれを解決に導くための「分析のデザイン」が不可欠です。つまり、課題に応じてどのようなデータを用い、どのような前処理を行い、どのような分析手法を適用するのか。分析結果をどのような観点で考察し、どのようにして解決のアクションを導き出すのか。こうしたデータ分析を活用するプロセス全体をデザインすることがとても重要です。
データ分析はデータに何かしらの分析手法を適用すれば、それらしい結果は出せますが、それが本当に課題解決に資するとは限りません。高度なAI技術を使うよりも、実はExcelで集計・可視化した方が効果的な場合もあります。また、分析結果を報告しても「で、だから何?」というリアクションが返ってくることは、現場で頻発する問題です。最近ではデータ分析の教科書や研修も充実していますが、課題やデータの前提が企業によって大きく異なり、教科書通りにうまく進まないケースも少なくありません。
当社では、課題の設定からデータの分析・活用に至るまでのプロセスを緻密に設計することが、データ活用を成功に導く鍵だと考えています。その考えをコンサルティングの基軸とする理念から「アナリティクスデザイン」という社名にいたしました。
また、それを実現するためには、既存の分析手法を課題に応じて改良したり、複数の手法をパズルのように組み合わせて解く構成力が求められます。ときには新たな技術として生み出す必要もあります。このように、課題に応じて分析をデザインするだけでなく、より優れた課題解決力のある技術を追求し、創造するという姿勢から「ラボ」としました。当社では、新しい分析手法を開発し、学会で発表したり、特許も複数取得しています。
当社代表はもともと研究者であり、今も研究者というアイデンティティは持ち続けています。そうした研究者精神を忘れずに、より多くの課題を解決できるよう、技術の研究開発にも取り組み続けてまいります。
ロゴの由来
ロゴは、3つの三角形で構成された「A」と、それらをブリッジするもう一つの「A」を表現しています。
一番小さな三角形は技術的な意味合いを持つ「Analytics」、次の三角形はその技術をビジネスに「Apply」すること、最後の三角形はそれをビジネスの「Action」に展開することを示しています。そして、これら3つの要素を橋渡しするのが、当社のご提供する「Advisory」のサービスであり、その意味をロゴに込めました。
また最初の三角形が示す「A」には「Academic」の意味も重ねています。技術の研究開発は、当社が価値を生み出すうえでのコアであり、その重要性を示すために緑色で強調しています。